卓球・張本智和(はりもと ともかず)選手の掛け声「チョレイ!」について調査しました。
張本智和選手といえば「チョレイ」というくらい、「チョレイ」は有名ですよね。
- 「チョレイ」にはどんな意味があるのか?
- 「チョレイ!」は対戦相手を威嚇・バカにしている?の真実
について解説していきます。
是非「チョレイ」に詳しくなって、一緒に張本智和選手を応援しましょう!
張本智和「チョレイ!」とはどういう意味?
結論から言うと、「チョレイ」に意味はありません。
両親が中国人だから中国語?などという推測もあるようですが、
張本智和選手本人も、

意味なんてない
自然に出てきた掛け声
と父親の宇さんに話されています。
そもそも、自然に出る掛け声が「チョレイ!」と聞こえているだけで、特に「チョレイ!」と言っているつもりはないのでは?という意見もあります。
それを言うなら、私には「チョエイ!」や「ショレイ!」と聞こえる時もあります。
それはそうと、実は「チョレイ!」と掛け声を出しているのは張本智和選手が最初ではないんです。
アテネ五輪(2004)と北京五輪(2008)で金メダル連覇した馬琳選手(中国)の掛け声も「チョレイ!」でした。
「チョレイ!」だけでなく、「ヨーレイ!」「ジョレイ!」のような感じのもあります。
馬琳選手の「チョレイ!」は、2000年頃から2014年の引退まで続いていたそうです。
2014年といえば張本智和選手は小学4年生。
張本智和選手が「チョレイ!」を言い始めたのも小学4年生頃からなので、もしかしたら馬琳選手の引退を受けて「チョレイ!」を自分なりに引き継いだのかも…?
憧れの強い選手の掛け声をトレースして自分なりのスタイルを確立しようとしていたとしたら、すごく熱いです!
燃える展開ですね!!
そもそも、卓球界では試合中に掛け声を出して自分の気力を高めることが今や常識かの如く広まっています。
福原愛選手の場合は「サー!」と声出ししてますし、他の選手も「ッシャー!」などと何かしら掛け声を上げている選手ばかりです。
それが張本智和選手の場合は「チョレイ!」だったという訳ですね。
「サー!」や「ッシャー!」と比べると「チョレイ!」が独特で耳に残りやすいから、張本智和選手の印象が残りやすいのかもしれません。
張本智和選手にとっての「チョレイ!」は、掛け声であると同時にいつもの自分を試合で出せるようにするための合言葉でもあるようです。
張本智和選手が本来の強さを発揮するのに必要なのが、「チョレイ!」だという訳です。
張本智和「チョレイ!」に対する世間の勘違い
とはいえ、そんな「チョレイ!」の意味を良く知らない人が張本智和選手の試合を見た時に、うるさい・うざいと思ってしまう人が一部残念ながらいるようです。
なぜそのように思われてしまうのか、考察してみました。
「チョレイ!」が相手をバカにしてるという勘違い
「チョレイ」の文字を見ながらだと「チョレイ」と聞こえますが、単に掛け声を聞いただけだと「チョロい」「チョレえ」に聞こえてしまうことがあります。
張本智和選手がポイントを取った時などにいちいち「チョロい」「チョレえ」などと掛け声を上げていたら、対戦相手をバカにしていると取られてしまっても無理ないかもしれません。
意味は「取るに足らない・大した事無い」ですから、「チョレイ」が「チョロい」「チョレえ」と勘違いされてしまうとかなりの悪印象です。
実際の「チョレイ!」は単なる掛け声で言葉自体の意味はありません。
たまたま言葉が似てるだけですが、対戦相手をバカにしている!と勘違いされてしまう原因はこれでしょう。
「チョレイ!」が相手を威嚇してるという勘違い
張本智和選手が「チョレイ!」を叫ぶ姿が対戦相手を威嚇しているように見える、という意見があるようです。
そもそも卓球での掛け声は自分を鼓舞するために出すものです。
そもそも卓球を習うと、コーチから得点時に大きな声を出すよう教えられるんだそうです。
卓球界ではそれがもはや常識となっているので、それを威嚇というのは見当違いなんですよね。
問題は、それでも実際に威嚇だと感じてしまう人(観客・視聴者)がいるということ。
張本智和選手の場合は、とにかくフェアプレー精神が凄いです。
- 対戦相手のサービスミスでは叫ばない
- 対戦相手のアクシデントで得点した時は、叫ばないし謝意を示す
- 審判が気づかなった自分のミスを申告して対戦相手に正しく得点を与える
こんな張本智和選手が対戦相手を威嚇するなんて考えられないし、卓球関係者にそんな風に感じている人は誰もいません。
もちろん対戦相手も同様。
試合を観戦している観客・視聴者の一部が、勝手に誤解して「威嚇してる!」と言っているだけなんですよね。
勘違いを解いて、より多くの人が楽しく卓球を観戦できるようになるといいな、と思います。
審判に「チョレイ!」を注意されてもやめられない
これは余談になります。
現在進行形で続いている感染防止対策の一環に、
というものがあります。
これにより張本智和選手も「チョレイ!」を自粛気味で試合に臨みましたが、なかなかいいプレーができませんでした。
本調子が出せいまま大きなピンチを迎え、力をふり絞ってプレーするうちに気持ちが高ぶり、ついに大きな「チョレイ!」が!
結果的に試合を勝ち抜くことができましたが、試合中は当然審判に注意され、試合後にも更に注意されてしまったそうです。
「チョレイ」を封印した方がいいのはわかっているけど、そうすると本領発揮できないという事実。
私は卓球は見る専ですが、張本智和選手の気持ちは痛いほど伝わってきますよ><
たしかに叫んだ時に飛沫が飛ぶかもしれないのは…よくないかもしれません。
何の気兼ねなく「チョレイ!」が聴ける日が早く来ることを願います!
張本智和「チョレイ!」が周囲に正しく認知されてほしい
張本智和選手の「チョレイ!」は、掛け声が「チョレイ」と聞こえるだけで「チョレイ」事態に意味はありません。
「チョレイ!」が対戦相手を威嚇・バカにしているという一般の意見もあるようですが、それは大きな勘違い。
対戦相手含め卓球関係者にそのように思っている人はいません。
張本智和選手の「チョレイ!」は、卓球界では当たり前のように多くの選手が使用している自分を鼓舞するための掛け声です。
「チョレイ!」は張本智和選手が本領発揮するのに必要なものなので、自粛すると本来の強さが発揮できなくなってしまいます。
若くて強い張本智和選手。
これからも「チョレイ!」と共に活躍されるよう応援しています!
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